2013年10月29日

ロールモデル

 ナチス幹部たちの恐るべき知性の欠如を見聞した米国の経済学者・ガルブレイス博士は、戦後、「リーダーシップ」について思いを深くするようになったそうです。ケネディ大統領やインドのネルー首相と親交があった博士は、彼らには「自ら模範を示す」という共通点があったと述べています。「今日必要なことは、『リーダーシップ』ということばを『手本』と入れ替えること」である、と。(『おもいやりの経済』福島範昌訳、たちばな出版)
 具体的な行動や考え方の模範となる人物を「ロール(役割)モデル」といいます。関西学院大学の対馬路人教授は、創価学会には、後輩の模範となる「ロールモデル」が多く存在すると指摘しています。「そうした先輩の存在が、若い世代の触発に大きな役割を果たしている」とも語っています。

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