2013年10月22日

二十一回猛士

 明治維新の教育者・吉田松陰は、「二十一回猛士」という号を愛用しました。姓の「吉田」の字を「十と一と口、十と囗」に分解し、「十と十と一、口と囗」と組み直して「二十一回」としたのです。これは生涯、21回は全力で行動することを誓ったものです。
 最初に入獄した時、“まだ3回しか行動していない。あと18回は行動しなければならない”と奮起した松陰でした。この行動者の魂が門下に息づいていたからこそ、維新の大業は為されたのでしょう。

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t94599