2013年06月18日
私の言うことを信じていただきたい
「私の言うことを信じていただきたい」。1940年のきょう6月18日、ナチス占領下のフランスで、ラジオから力強い演説が流れました。声の主はシャルル・ド ゴール(村上光彦・山崎庸一郎訳『ド・ゴール大戦回顧録』みすず書房)
この演説はロンドンのラジオ局「BBC」で放送され、電波はナチス占領下のフランスにも届きました。パリ陥落か らわずか4日後のことです。彼は亡命先イギリスから、人々に反転攻勢を呼びかけた。「何が起ろうとも、フランスの抵抗の焔は消えさってはならぬし、また消えさることは ない」と。
ドゴールは当時、一軍人でした。「いかなる名声もなかった」「兵力も組織もなかった」「孤独であった」と述懐しています。だが彼には「声」がありました。どんなに絶望的であろうと、希望を叫び続ける不屈の声があったのです。反撃開始の口火となった「私の言うことを信じていただきたい」との演説は、同国史上、最重要の演説の一つとされています。
この演説はロンドンのラジオ局「BBC」で放送され、電波はナチス占領下のフランスにも届きました。パリ陥落か らわずか4日後のことです。彼は亡命先イギリスから、人々に反転攻勢を呼びかけた。「何が起ろうとも、フランスの抵抗の焔は消えさってはならぬし、また消えさることは ない」と。
ドゴールは当時、一軍人でした。「いかなる名声もなかった」「兵力も組織もなかった」「孤独であった」と述懐しています。だが彼には「声」がありました。どんなに絶望的であろうと、希望を叫び続ける不屈の声があったのです。反撃開始の口火となった「私の言うことを信じていただきたい」との演説は、同国史上、最重要の演説の一つとされています。
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