2012年12月20日

時間の進行

 「一年がたつのは早いですね」は、年の瀬の定番の挨拶です。私自身も実感していますが、特に年齢を重ねるごとに、時間が進むのが早くなります。この感覚は、どこから来るのでしょうか。
 時間の進行を早く感じたり、遅く感じたりする現象は、「実際の時間と、体内時計のずれから生じる」からだそうです。大人の時間が早く進む理由は諸説ありますが、一つの説得力のある説明は、新陳代謝との関係です。代謝が盛んなほど、体内時計は早く進む。大人は子どもよりも代謝が衰えるので、遅くなる体内時計との比較から、大人ほど、実際の時間の進みが早く感じられるという(一川誠著『大人の時間はなぜ短いのか』集英社新書)納得!!

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