2012年11月25日

 ためになる話が聞けて、時間通りに終わる――この二つがそろえば、「いい会合だった」と思えるもの、せっかくの“いい話”も、冗長になっては感動も半減してしまいます。
 大勢の人を相手に話す時は、時計を気にするべきでしょう。しかし、一対一で対話する時は話が別です。たとえ次の予定があるとしても、時計を見れば、「心ここにあらず」と相手は思ってしまうことでしょう。
 IPPNW(核戦争防止国際医師会議)の創設者で、心臓専門医であるB・ラウン博士には、患者と向き合う時に心がけてきたことがあるという。それは「時計を見ない」「電話をとらない」、そして「相手の話を途中でさえぎらない」。会っている時は、全身全霊で聴くという姿勢です。

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