2012年07月19日

「アイヌ」の誇り

 民俗学者の柳田国男氏が、「これこそ口誦文学の最高傑作」と絶賛した『アイヌ神謡集』を知って見えますか。
 著者の知里幸恵は19歳の時、失われつつあったアイヌ語の物語を日本語に翻訳し、不朽の名作を完成させました。『アイヌ神謡集』は現在、英語やロシア語などでも出版され、「アイヌ」の誇りを今に伝えています(中井三好著『知里幸恵』彩流社)。民族の文化を絶やすまいとした思いは、現在もアイヌの人々の心に生きています。


知里幸恵 銀のしずく記念館
http://www9.plala.or.jp/shirokanipe/

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