2012年02月11日

高杉晋作

 幕末を駆け抜けた志士・高杉晋作。彼が幕府の海外派遣団として渡航する間際、叔父にあてた書簡が残されています。
 そこには上海に赴く彼の心情が赤裸々に綴られています。「藩主から大任を受けているのだから(自分を批判する)風評や伝聞くらいのことでは動じることはない」。高杉晋作は長州藩士、攘夷派の中心人物だっただけに、同志たちの反発も強かったでしょう。「風評がかなり多いが、外国(列強)の形勢は私であればこそ探索できる」。書面から彼の、使命感あふれる自信がうかがえます。
 高杉晋作は清が欧米の植民地となりつつある実情を見聞して帰国しました。わずか2カ月のこの体験が転機となりました。その後、国の将来を憂いて民衆の決起を訴え、奇兵隊を創設しています。そして、倒幕へと信念のままに活躍し、歴史を動かしていきました。
 志半ばにして彼は亡くなりましたが、信念に殉じる人生は尊いです。

高杉晋作
http://www.takasugi-shinsaku.com/


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