2011年12月17日
新しい手帳
平成23年もあと2週間。そろそろ明年の準備を始めています。一番に行うのは、新しい手帳に新年の予定を書き込みます。その横には、この一年お世話になった手帳が、"まだまだ予定はありますよ"と。
今年の手帳を持ち、ページを繰り、振り返ると、あれもできた、これもできたと、目的を果たせた充実感がある半面、あれはできなかった、これもできなかったと、及ばなかった苦い経験が蘇ります。
誰でも失敗はしたくない。必ず勝って喜びを得たい。が、そうはならないのが人生の一面でもあります。成功と失敗。勝利と敗北。この繰り返しこそ、人が歩む道なのでしょう。
冒険家の堀江謙一氏は「冒険航海でも、目的地に向かって進む過程は、常に失敗の連続」と。だが、そこに意味があることを指摘し、若い時は失敗を恐れず挑戦をと語っています。
若いころに挫折を経験するのは悪くない。と述べるのは作家の塩野七生さん。「それによって、自らに疑いをいだくことを学ぶようになる。次なる跳躍は、これまでのやり方に疑いを持つことなしには絶対に訪れない」とも(『日本人へ 国家と歴史篇』文春新書)
失敗を生かすとは、そういうことだろう。なぜ果たせなかったのか。謙虚にして冷静な眼を自分に向け、敗北を踏み台にして戦いを開始できるかどうかです。この勇気と賢明さを持つ人が次の勝者となります。
今年の手帳を持ち、ページを繰り、振り返ると、あれもできた、これもできたと、目的を果たせた充実感がある半面、あれはできなかった、これもできなかったと、及ばなかった苦い経験が蘇ります。
誰でも失敗はしたくない。必ず勝って喜びを得たい。が、そうはならないのが人生の一面でもあります。成功と失敗。勝利と敗北。この繰り返しこそ、人が歩む道なのでしょう。
冒険家の堀江謙一氏は「冒険航海でも、目的地に向かって進む過程は、常に失敗の連続」と。だが、そこに意味があることを指摘し、若い時は失敗を恐れず挑戦をと語っています。
若いころに挫折を経験するのは悪くない。と述べるのは作家の塩野七生さん。「それによって、自らに疑いをいだくことを学ぶようになる。次なる跳躍は、これまでのやり方に疑いを持つことなしには絶対に訪れない」とも(『日本人へ 国家と歴史篇』文春新書)
失敗を生かすとは、そういうことだろう。なぜ果たせなかったのか。謙虚にして冷静な眼を自分に向け、敗北を踏み台にして戦いを開始できるかどうかです。この勇気と賢明さを持つ人が次の勝者となります。
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