2018年09月17日

イエス・イズ・モア

 近年の建築には、建物自体の機能やデザインの良さだけでなく、低炭素社会への貢献や人々のコミュニケーションの創出なども求められているそうです。
 「スキーができるごみ処理発電所」「魚と海水浴が楽しめる美しい港」――デンマークの建築家ビャルケ・インゲルス氏は、人間生活の快適性と環境への配慮を両立させたデザイン性の高い建築で、世界的に注目されています。
 氏のモットーは「イエス・イズ・モア」。すなわち「イエス」と答えることで、より可能性が広がる、という考え方。相反する条件や制約に対しても、決して「ノー」とは言わない。実現の難しさは、むしろ「デザイン上のチャレンジ」の好機と捉える。そして斬新な発想で、周囲の予想を超える新しい建築を生み出してきたのです(吉成真由美インタビュー・編『人類の未来』NHK出版新書)

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t130746