2018年03月18日

伝統ある節目

 “広宣流布の記念式典”が行われてから1年後の1959年3月16日。創価学会の池田先生の日記には「十六日――。」とあり、具体的な出来事は記されていません。この日、先生は青年部の代表と共に、恩師・戸田先生の墓前にいました。
 この1週間前、池田先生は恩師の指導や遺品の整理に当たりました。夜には、恩師の一周忌に関する「大白蓮華」の原稿を執筆。17日には学会本部で再び恩師の指導の記録を整理するなど、各地の激励行の合間を縫って、恩師の精神を後世に伝えることに心を砕いたのです。
 恩師の墓前で、池田先生は青年たちに提案しました。“毎年、3月16日を青年部の伝統ある節目にしていこう”と。私たちが今、「3・16」の意義を知ることができるのも、式典を行った恩師の心を深く胸に刻み、その精神を宣揚し続けた先生の行動ありてこそである。過日の11日には全世界を結んで「世界青年部総会」が晴れやかに開催されました。

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