2018年03月13日

地道な努力なくして

 バスケットボール界の伝説的選手マイケル・ジョーダン。彼は常に、高い理想を持ちながらも、短期間の目標を設定し、着実に努力を重ねてきました。
 大学3年の時のこと。周囲からの期待の大きさを感じた彼は、次第に“華麗なダンクシュート”ばかりを追求するように。だが逆に技術は伸び悩み、壁にぶつかったそうです。
 ある日、監督に指摘され、好調だった時は基本練習を繰り返していたことに気付きました。「3年生のぼくは近道を探していただけ」と振り返る彼は、こう断言します。「目標を達成するには、全力で取り組む以外に方法はない。そこに近道はない」(『挑戦せずにあきらめることはできない』楠木成文訳、ソニー・マガジンズ)
 目標が大きいと“一気に”“要領よく”進めたいと思うことがあります。しかし、地道な努力なくして、大きな飛躍は望めないのです。

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