2018年03月04日

春告魚

 ニシンは「春告魚」の異名を持ちます。かつて北海道の春はニシン漁で栄え、全国へ向かう北前船は大にぎわいでしたが、近年は激減し、群来も見られませんでした。関係者は資源回復を目指し、稚魚の放流を地道に続けてきたのです。
 豊漁か不漁かは運次第、という面もあることでしょう。だが「それだけではない」と、50年近く漁師として生きてきた人が語っています。「人一倍の努力と研究、そして真剣な祈り。豊漁は、自分がつかみとるものです」と。納得!!

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t127409