2017年10月20日

一例でしょう

 牛に優しく接すれば、乳量は増える――そんな研究結果が英国での国際応用動物行動学会で発表されています。
 牛を待機場から搾乳場に移す際、「ほら」「おい」などと命令口調でせかすか、逆に、なでたり優しく声を掛けるか。2通りの態度で、1カ月間、約70頭に接し続けた。後者の態度を受けた牛は、乳量が増える傾向に。特に、若い牛への影響が大きく、後者の態度で1回接するたびに平均乳量が約600ミリリットル増え、前者では1回ごとに約400ミリリットル減ったそうです。
 命あるもの、気持ちは確かに通じていくという一例でしょう。

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t124729