2017年09月15日

秋の季語

 雨が降り、夏の空気を洗うごとに、秋の気配が深まっています。稲刈りは、早生の収穫が終わり、季節と歩みを合わせて、中稲、晩稲の刈り取りへと続いていっています。
 刈り終わった稲株に目をやると、いつのまにか新たな稲が生えています。これを「ひつじ(穭・稲孫)」と言い、古今集にも歌われ、秋の季語でもあるそうです。枯れた田になお、「ひつじ」の緑を生み出す自然の力を思います。

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t124194