2017年02月21日

伝わる思いの深さは

 落語の基本は「おい、八つぁん」「何だい、熊さん」という“対話”にあります。その上で――落語芸術協会会長の桂歌丸師匠が語っています。落語家の腕の良しあしは、せりふの間に余韻を残す「間」が上手に作れるかどうかで決まる、と。
 文にも「行間を読む」味わい方がありますが、対話の「間」によって伝わる思いの深さは、文を超えるでしょう。

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