2017年01月24日

発想しやすくなる

 「あなたのアイデアは?」。決まった答えではなく、意見や考えを問う教育への転換が叫ばれて久しいですね。これは、目標のモデルが存在せず、激変する世界に対応しながら幸福社会を創造するには、「新しい発想」が不可欠だからだです。
 では、発想力をどう磨くか。明治大学の齋藤孝教授は『考え方の教室』(岩波新書)で、目の前で困っている人に「どうしてあげたらいいんだろう?」と考えることだと指摘しています。条件が曖昧だと、考えもまとまりにくい。具体的な相手を思い浮かべることで、発想しやすくなるとの指摘です。

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