2016年08月15日

池田青年

 戦時中、池田青年は東京・蒲田の新潟鉄工所に入社。戦局拡大に伴い、軍から技術将校が派遣され、会社は軍需工場となりました。さらに社内に青年学校が設けられ、軍隊的な教育と訓練が行われました。
 ある日、池田青年が授業の内容について質問をしました。すると指導員は、「そんなことは分からんでいい! 生意気なことを聞くな!」と怒鳴りました。これこそ、国民を守るべき国家が、国家のために国民を犠牲にして顧みない戦争を遂行し、動員する国民には、いささかの疑問を持つことも許さない。国家主義の不条理、愚かさが凝縮して表れていた実態です。
 人間は目的を理解し、使命を自覚してこそ力を発揮する。一人一人を最大に尊敬し、励まし、この自発の力を引き出すのが民衆運動です。この運動を今も続けているのが、池田青年です。
 この池田青年とは創価学会のSGI会長です。


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