2015年05月27日
ゲーテとシラーの友情
世界の文学史を彩る、ドイツ文学の巨人、ゲーテとシラーの友情。だが当初、両者の間には心の距離があったそうです。友情が芽生える契機となったのは、シラーが、ゲーテの誕生日に思い切って手紙を送ったこと、との考察があります。その内容がゲーテの胸を打ち、千通を超える書簡が交わされることになったとされています。
「友情というものは、誠実で大胆なものです」(北通文訳)――シラーの戯曲『ドン・カルロス』に、そんな一節があります。真心で接し、しかし、おもねることなく、確信を持って信念を語る。そこから友情が花開くのです。
「友情というものは、誠実で大胆なものです」(北通文訳)――シラーの戯曲『ドン・カルロス』に、そんな一節があります。真心で接し、しかし、おもねることなく、確信を持って信念を語る。そこから友情が花開くのです。
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