2015年04月24日

「同苦」の心を忘れない人

 文豪のトーマス・マンは「自分を隣人の立場に置きかえ、他人の目で考えてみることによって自分の真の状態を知ろうとしない人間は生きてはこれなかった」(望月市恵・小塩節訳)と。
 悲しみ、苦しみを分かち合おうとする心は、人間として生きていく条件と言うのです。「同苦」の心を忘れない人でありたいものです。

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