2014年12月23日

放置された病

 「放置された病」という言葉があります。例えば、リーシュマニアという病気。これは発展途上国を中心に千万人以上も罹患し、毎年膨大な死者を出す病気です。何故その重大な疾病が「放置され」ているのか。
特効薬はすでに、1960年代に出来ているそうです。しかし、先進国向けの薬のように、あまり利潤を生まないせいか、ずっと生産されず放置されているのです。現在、リーシュマニアには、別の薬が使われているそうですが、1回2万円近くかかる高価なもので、すでに病原菌には耐性ができ、効かなくなりつつあるそうです。同様の「放置された病」が数多あるそうです。


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