2017年10月17日
人間たる証し
ノーベル物理学賞の中村修二教授は、大学では工学部に進みました。物理を学びたかった気持ちもあり、工学への関心は薄かったそうです。だが、興味深い大学の講義に心を動かされ、電子工学の道で、「もの作り」の醍醐味を体得していったそうです。
その後、地方の化学薬品メーカーに入社し、開発課に配属。だが十分なスタッフや予算が付かない。ならば、と実験装置まで自らの手で作り、ついに青色発光ダイオードを開発しました。当時、苦労続きの氏を支えたのは、価値あるものを創造することが人間たる証しという信念だったそうです。
その後、地方の化学薬品メーカーに入社し、開発課に配属。だが十分なスタッフや予算が付かない。ならば、と実験装置まで自らの手で作り、ついに青色発光ダイオードを開発しました。当時、苦労続きの氏を支えたのは、価値あるものを創造することが人間たる証しという信念だったそうです。