2017年02月19日

軍事政権時代の初等教育

 ブラジルでは、1964年から21年間にわたって軍事政権が続き、言論・思想の統制などが行われました。教育に関しても“質の低下を招いた”と総括されています。
 軍事政権時代の初等教育は、「机も椅子もボロボロ。照明器具も壊れていた。教員も、教育を愛しているから、辛うじて教壇に立っているという感じだった。権力は、教育の質を下げ、人々を支配しようとしたのです」と。
 教育が「国家のための手段」におとしめられるのは、珍しいことではありません。日本も、70年前まで、それ一色でした。創価教育の父・牧口初代会長と戸田第2代会長は軍国主義に抗し、投獄されました。牧口会長は獄死。しかし、創価教育の種は戸田先生から池田先生に受け継がれ、日本、ブラジルをはじめ、世界7カ国で花開き、学舎が開かれています。  

Posted by mc1460 at 10:37Comments(0)TrackBack(0)つぶやき