2016年11月12日

本の「音読」経験

 豊かな感受性で、民衆や子どもの幸福を目指す社会のあり方を説いた思想家ルソー。彼の想像力や共感力を磨いたのは、幼いころの、本の「音読」経験だったといわれています。
 物心ついた時から、亡き母が残した古今の小説や、プルターク英雄伝などの名著を父に読んで聞かせるのが、彼の習慣でした。このおかげで、書物をすらすら読めるようになっただけでなく、“人間の情熱”について大きな理解力を身に付けたといわれています。  

Posted by mc1460 at 11:33Comments(0)TrackBack(0)つぶやき