2016年09月29日
探求をやめなかったからこそ
ホタルミミズは、日本では80年くらい前に発見された発光生物です。見つかるのは、ほとんどが冬らしいとの事です。5年前、発光生物が専門の大場裕一博士が、勤める名古屋大学の自転車置き場で発見した時は、話題になりました。しかし、そのあと次々と見つかり、特段珍しいミミズではないことも分かったそうです。
では、なぜ珍種と思われていたのか、簡単な話でした。「冬の寒いときにミミズを掘り、それを暗い部屋でつついてみようと思う人がめったにいなくて、だれも足もとにいることに気がつかなかったからです」(大場裕一著『ホタルの光は、なぞだらけ』くもん出版)。
発光生物を毎日研究し、探求をやめなかったからこそ、ホタルミミズに出あえた。博士は、近代細菌学の祖パスツールの「チャンスは準備ができている心に訪れる」という言葉を引いています。
では、なぜ珍種と思われていたのか、簡単な話でした。「冬の寒いときにミミズを掘り、それを暗い部屋でつついてみようと思う人がめったにいなくて、だれも足もとにいることに気がつかなかったからです」(大場裕一著『ホタルの光は、なぞだらけ』くもん出版)。
発光生物を毎日研究し、探求をやめなかったからこそ、ホタルミミズに出あえた。博士は、近代細菌学の祖パスツールの「チャンスは準備ができている心に訪れる」という言葉を引いています。