2016年05月12日

リンゲルマン効果

 人数が増えるほど、1人あたりの発揮する力は小さくなる。「リンゲルマン効果」として知られるこの法則から、無縁でいられる組織はありません。「あの人がやってくれるだろう」という依存心を排し、集団の中で、おのおのが最大の力を発揮するために、何ができるのでしょうか。
 スポーツ選手らのメンタルトレーニングを行う大儀見浩介氏は言っています。「やらされる」のではなく、自ら進んで「やりたい」と思うように一人一人を促すことだ、と(『勝つ人のメンタル』日本経済新聞出版社)。自分の動機と、全体の目的が合致する――そこに強い団結の力が生まれるということでしょう。  

Posted by mc1460 at 13:31Comments(0)TrackBack(0)つぶやき