2016年05月06日

こいのぼり

 こいのぼり。この風習の淵源を調べると、江戸時代にさかのぼります。
 当時、武家階級では、家紋が入った旗指物やのぼりなどの武家飾りを玄関の前に立てていました。町人たちはこれに対抗して、こいのぼりを立てるようになったとされています。今日に受け継がれたのは、町人の風習でした。子どもたちの健やかな成長を願う心が、五月の青空の下で輝いています。
 鯉は中国の竜門伝説によって、立身出世の象徴とされてきました。黄河にある「竜門の滝」を、鳥や漁師たちが狙うなか、ついに登り切った魚は、竜になるという物語です。  

Posted by mc1460 at 11:41Comments(0)TrackBack(0)つぶやき