2016年02月11日
苦楽を共にする仲間
学問は人を救うためにある。そう訴えた明治の思想家に田中正造がいます。
彼は、公害問題で苦しむ人々に寄り添い、生涯、権力悪と闘い続けました。彼は「己れ一人の身の上」のことよりも、「衆と共に同胞と共に喜憂を共にする」ことの喜びがいかに大きいかを説いています(小松裕著『真の文明は人を殺さず』小学館) 苦楽を共にする仲間を持った人生は幸福です。正造は言っています。他者に寄り添い、尽くしていく行動は難しいが、味わい深い。またその精神を後世に継承しなければ、人類は未来永遠に栄えていくことはできないと。
彼は、公害問題で苦しむ人々に寄り添い、生涯、権力悪と闘い続けました。彼は「己れ一人の身の上」のことよりも、「衆と共に同胞と共に喜憂を共にする」ことの喜びがいかに大きいかを説いています(小松裕著『真の文明は人を殺さず』小学館) 苦楽を共にする仲間を持った人生は幸福です。正造は言っています。他者に寄り添い、尽くしていく行動は難しいが、味わい深い。またその精神を後世に継承しなければ、人類は未来永遠に栄えていくことはできないと。