2015年07月13日

やがて交差

 親の力は、年齢とともに低下していきますが、反対に子どもの力は増していき、やがて交差します。この時期が「反抗期」だと、東京成徳大学大学院の田村節子教授は指摘しています。
 いい子だったわが子が突然、暴言を吐くようになる。カッときたり、悲しくなったりするが、それは親からの自立の始まりである。暴言を言われたら、「思春期語自動翻訳機」を使おうと、同教授は提案する(『子どもにクソババァと言われたら』教育出版)。例えば、「クソババァ!」は「私を信じてください」、「べつに……」は「心配しないで」という具合に。
 大人には、〝こうなってほしい〟という子どもへの理想があります。だが、その理想に子どもを当てはめようとする前に、「『あなたは、あなたのままでいい』『ありのままでいい』と、子どもたちの存在そのものを認めてあげることです」――創価学会の池田名誉会長は、こうアドバイスを送っています。  

Posted by mc1460 at 11:38Comments(0)TrackBack(0)つぶやき