2014年09月16日
現役最高齢のピアニスト・
現役最高齢のピアニスト・室井摩耶子さん。92歳の今も、年に5、6回のリサイタルを行い、直前には1日8時間ほどピアノに向かう。なぜ弾き続けるのか? その問いに「今でも楽譜のなかに発見があるから」と答えています。
室井摩耶子さんは6歳でピアノを始め、35歳で単身ヨーロッパへ。だが、個性をどう確立するかという難問にぶつかりました。その時、82歳のドイツ人ピアニストの演奏を聴き、”この老婦人にしか弾けない境地”に胸打たれたそうです。そして確信しました。「怠けることなく生き、勉強を続ければ、『個性』は自然と醸し出される」と。
人生の悲喜こもごもを体験し、年輪を重ねて初めて、楽譜から読み取れるものがある。だから「まだまだピアノが弾きたい」。毎日、「背中がぞくっとするような」新しい発見を求めつつ、得たものを弟子に伝える(『わがままだって、いいじゃない。』小学館)
室井摩耶子さんは6歳でピアノを始め、35歳で単身ヨーロッパへ。だが、個性をどう確立するかという難問にぶつかりました。その時、82歳のドイツ人ピアニストの演奏を聴き、”この老婦人にしか弾けない境地”に胸打たれたそうです。そして確信しました。「怠けることなく生き、勉強を続ければ、『個性』は自然と醸し出される」と。
人生の悲喜こもごもを体験し、年輪を重ねて初めて、楽譜から読み取れるものがある。だから「まだまだピアノが弾きたい」。毎日、「背中がぞくっとするような」新しい発見を求めつつ、得たものを弟子に伝える(『わがままだって、いいじゃない。』小学館)