2013年01月14日

 受験シーズン真っ最中です。心温まるいい話です。福島県の中学生が、東京の高校受験に挑戦しました。あこがれのキャンパスを目指し、真剣に勉強を重ねてきました。
 前日、母と上京。ところが、宿泊先で体調を崩してしまいました。彼女はやりきれなさに泣いて、母にあたりました。心も体もボロボロになり、眠れない。そのとき、母がやさしく手を握ってきたそうです。この愛情に包まれた安堵で眠れたそうです。
 翌日、試験の小論文のテーマは、なんと「手」でした。彼女は、昨晩の出来事をつづりました。「母のおかげで、私は今、こうして書いています。ありがとう」と。
 人は、ときに手を介して、百万言を費やす以上に勇気づけられることがあります。彼女は、高校・大学を卒業後、現在は故郷で働き活躍しているそうです。  

Posted by mc1460 at 11:31Comments(0)TrackBack(0)つぶやき